Gerberのライスシリアルの栄養についてまとめた記事です。
離乳食を始めると母乳やミルクだった頃と違い栄養が気になりませんか?
我が家の場合は、離乳食の進みが悪く、相談に行った栄養指導で鉄分不足を指摘されました。
そんな時に知ったのがライスシリアルです。
ただ、アメリカの商品なので、日本人の栄養基準だとどれくらいの割合が摂取出来てるのだろう?過剰摂取になってしまってないかな?など疑問点も多かったです。
そこで、日本人の食事摂取基準(2020 年版)を参考にライスシリアルで摂取できる栄養の割合をグラフにしてみました。
※5%割引で購入できる紹介コードが入力されています
ライスシリアルとは?
日本ではあまり聞きなれないライスシリアルですが、アメリカでは赤ちゃんの初めての離乳食に食べさせたりする日本のお粥的立場の離乳食です。
粉状のシリアルに、水やお湯又は母乳やミルクを入れて食べさせます。
ライスシリアルについて情報を集めるとこの本を目にするかと思います。
『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。/工藤紀子 著』です。
小児科専門医・医学博士で二児の母である著者が、本の中でオススメしているのがGerber社のライスシリアルです。
知らないものって離乳食に限らずなんでも不安になりますよね。
私も初めて聞いた時は不安な気持ちになりました。自分自身の赤ちゃんにあげるものなので、調べて納得したので、本の中でお勧めされているGerberのライスシリアルを購入し赤ちゃんに与えています。
ライスシリアルの栄養について
Gerberのライスシリアルのパッケージにはバーセンテージで各栄養の1日の摂取割合が記載されていますが、この割合はアメリカ基準の割合になります。
分かり辛かったので、日本人の食事摂取基準(2020年版)を参考に1食分のグラフを作成してみました。
鉄分は6〜11ヶ月男児の推奨量5mgで計算しています(女児は4.5mg)
全体的にパッケージのパーセンテージよりは高い数字になっています。
鉄分については抜きでで高い割合になっています。
使用するメリット
鉄分がしっかりとれる
鉄分は赤ちゃんの成長に重要な栄養で不足すると、言語機能、視覚認知、空間記憶など学習機能、運動機能に影響を及ぼしてしまいます。
この鉄分。赤ちゃんは鉄分を体内に蓄えて生まれてくる(貯蔵鉄)のですが、6ヶ月ころから減っていきます。そのため、6ヶ月を過ぎた頃には離乳食で補っていく必要があります。
「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」では、11ヶ月までの場合、男児は5mg、女児は4.5mgの摂取が推奨されています。
5mgを食品から摂取するには、レバーだと約50g、茹でた小松菜だと250g程度を食べる必要があります。
ライスシリアルならば、1食に6.75mgの鉄分が入っているので、1日1食ライスシリアルを食べるだけで、鉄分はカバーできます。
DHAが取れる
DHAは脳や目の発育にいい栄養ですが、体内で合成することがほとんど出来ないため、食事で摂る必要があります。
DHAはマグロやカツオなど青魚に多く含まれますが、青魚は離乳食後期(生後9ヶ月頃)から食べるのが推奨されているので、生後5ヶ月では離乳食から摂取するのは難しいです。
「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」ではDHAだけの目安量は定められていなく、n-3系脂肪酸(DHA.EPA,α-リノレン酸等)全体の目安量が決められていています。
生後5ヶ月までは0.9g生後6ヶ月〜11ヶ月までは0.8gとなっていますが、ライスシリアル1食分で18mgのDHAを摂ることができます。
訳:1日2食で鉄分と36mgのDHAがとれますよー(雑
18mg?目安量の0.8gをmgに直すと800mg?え!少なくない?
800mgはDHAだけではなくn-3系脂肪酸全体の目安量なのですが、少し意識して他の物で補えるといいと思います。
DHAは母乳やミルクにも含まれているので、母乳をあげている人は自身が十分なDHAを摂取することが大切です。
魚をあまり食べない私はサプリメント飲んでました。
調理が楽
10倍粥作ったり5倍粥作ったり、冷凍したり、チンしたり、冷ましたり、チンしすぎて爆発したり、焦って掃除してる間に、赤ちゃん泣きだしたり…離乳食って大変ですよね。
ライスシリアルは、15g(はかったら大さじ3で15g!)をカップに入れてミルクや水など水分を適量入れて混ぜるだけです。
これ以上ないほどに楽です。
非常食にもいい
災害はなければいいのですが、もし何かあった時用の非常食としてライスシリアルはいいのではないかと思いました。
水分があれば食べられる
常温で日持ちする
栄養がある
その都度1食ずつ作れるので衛生的
ライスシリアルは1パックで15食分入っています。
1日2回食べる事を推奨しているので7日分です。災害時に備えて少なくとも3日分の食料や水をストックしておいた方がいいと言われているので、ライスシリアルと一緒に液体ミルクやベビーフードをストックしておくと安心です。
心に余裕が持てる
個人的に一番のメリットはこれでした。
我が家は離乳食がうまく進まなくて、全然ご飯食べてくれなかったのです。
たくさんの心配やストレスがあったのですが、ライスシリアル食べてくれてるから大丈夫。という安心感があって心に余裕が持てました。
もちろん、ライスシリアルだけでは摂れない栄養もたくさんあって、これだけ食べてれば他はいらないといったものではないのですが、どんなに頑張っても全く食べてくれなかった時期の心の支えになりました。
また、気分で食べてくれない時もあったのですが、作るのも簡単なので投げ捨てられても心のダメージが少なかったです。
デメリット
購入しようと思っても日本で発売していない。
アメリカの商品なので、日本のお店で購入することができません。
通販で個人輸入するのが一番安く手にはいる方法なのですが、個人輸入ってハードル高く感じますよね。
実際購入してみたところ、本当に簡単です。
iHerbを利用しているのですが、普段アマゾンなどを利用している人ならば同じ感じで使用できます。
ちなみにアマゾンでも購入できますが、倍以上値段が高いので急ぎではなければiHerbで購入することをお勧めします。
何度も利用していますが、5日〜1週間程度で届きます。
購入の際に、紹介コードを入力していただければ5%割引になります。
BJC6443
5%割引になる紹介コードが入力されたリンクは下記をクリック
まとめ
お勧めすぎて長くなってしまいましたが、本当にお勧めです。
これがなかったらどうなっていたんだろうと思うくらいに、私の心の支えになってくれました。
離乳食が進んできたら、バナナやイチゴなどのフルーツを混ぜて噛み応えを出したり、水分を水から牛乳にしたりヨーグルトを入れてみたりして飽きずに進めて食べ続けていけました。
鉄分を摂るのはなかなか難しいので、1歳半を過ぎた今でも朝ごはんやおやつに食べています。
離乳食で悩んでいる方には是非使っていただきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。