初産の出産レポートです。
出産前に、不安から色々な方の出産レポートを読み漁っていた私。
全員の全然違う出産エピソードを読みながら、こんなことが…!?というハプニングを情報として頭に入れたりすることで、自分の出産の不安を和らげてました。
実際に出産をした時に、読んでおいてよかったなーと思うことも多かったので、私の出産もレポートしたいと思います。
文字数多めなので、お暇な時にどうぞ…!!
まさかの回旋異常で吸引分娩
先に結論から言いますと、私の出産は回旋異常・胎児の心拍低下で、促進剤を使って吸引分娩になりました。
妊娠中はつわりも軽く、元気なタイプの妊婦で、8ヶ月まで仕事をし、臨月に旦那転勤のため一人で引っ越しもしました(旦那は先に転勤先に行ってしまいました)
こんな私なので、出産の痛みを不安に思いながらも、心の底では、きっと安産ー!と呑気に考えていました。
出産レポート
出産前々日
予定日を超過すること4日目の朝
ジャバーっとした感覚があって、破水?と慌ててトイレに行くと出血が。
想像していたおしるしよりも、しっかり出たので若干不安になりつつ、病院で貰った冊子を確認するに流れるほどの出血でなければ大丈夫と記載されていたので、心を落ち着かせる。
その後特に何もなく、次の日へ
出産前日
8時 なんとなくお腹が痛くて起床
10時 間隔をはかり始めると、5分〜10分間隔
陣痛が来るジンクスを信じ、焼肉を食べに行くことに。
12時 焼肉へ移動中の車の中で痛みが強くなり始める。
キューっとした痛みで、痛みが来てる時は話すことが出来なくなり、一応病院に電話してみる。
焼肉を食べれる自信がなくなってきたので、本屋に行くことに(何故)
本屋では、陣痛が来てる時は歩けなくなり、ちょっと腰を曲げてフーフー呼吸で痛みを逃す状態。
16時 家に帰り、陣痛の合間にお風呂に入ってご飯を食べる
痛いけど、まだ我慢できるなー
まさか…!私…痛みに強いタイプ?(呑気
23時 3分〜5分間隔になる。
陣痛が来るたびに目が覚める位の痛みで寝れない。
でも、我慢出来るといえば我慢出来る痛み。
深夜で、間隔も5分をきり始め、痛みも強くなってきている気がして不安になる。再度病院に電話する。
病院到着から分娩台まで
1時 病院到着し、NSTと内診をする。
子宮口は3センチ開いてて、陣痛も来てるけど、朝までに生まれるような陣痛ではないので部屋で休むように言われる。
体力を温存するため寝ようとするが、3分〜5分毎にに来る陣痛の度に目を覚まして寝れない。
横になるのが辛いので座った状態で、陣痛が来る度に、フーと息を吐いて痛みを逃す。
ほとんど寝てないまま朝を迎える。
6時 食欲はないが朝食を食べる。が、結局は半分旦那に。
分娩台に移動
8時 内診で子宮口4センチと告げられる(絶望)
そのまま分娩室に移動することに。
NSTを付けて陣痛に耐える。
痛さは、痛いが暴れたり自我を失うほどではなく、呼吸でなんとか痛みを逃せる状態。
助産師さんから度々「いきみたい?」と聞かれるが、全くないので不安になる。
9時 助産師さんに「今日中に生まれるよ!頑張って!」と励まされる。
10時 NSTから警報音が鳴る。
助産師さんや看護師さんが慌ただしく部屋に入ってきて、NSTを貼り直したり体制を変えるようように指示がある。
胎児の心拍が低下してる旨の説明をされて酸素マスクをする。
心拍は戻ったが、お産を進めるために促進剤を打つ事に。
10時半 促進剤を打ってから、痛みが強くなり、呼吸だけでは痛みが逃せなくなってくる。
ベッドの柵を押さないと耐えられなくなってくるが、それでもいきみたい感覚は全くなく、子宮口も6センチ。
疲れで意識朦朧をしてきて、陣痛の合間に一瞬で寝落ちしてしまい、陣痛で起きる状態が続く。
再度NSTから警報音。
バタバタと人が増え、四つん這いになるように指示される。
猛烈に痛くて動くのなんて無理だと思うが「赤ちゃんが苦しいよ!」と言われ必死に動く。
疲れと、赤ちゃんに対する罪悪感で、号泣する。
促進剤増やします!と言われ、泣きながら隣に立つ旦那に、痛いのに!痛いのに!(怒 と伝える。そして赤ちゃんのことを考え、申し訳なくて号泣→旦那を見てムキー!赤ちゃんのことを…の無限ループで情緒不安定な人になる。
ついに出産へ
11時 先生の内診。
この時にパチンと風船が割れるような音がして破水。
自然にしたのか、人工的にしたのか分からないが、破水した途端にいきみたい感覚が出た。
え…!え…!ちょっと待って!もう産むの?
あれ?まだ全開じゃないよね?(冷静)
いや、今産んだら痛いの分かる!裂けたら絶対に痛いの分かるー!こわいー!(心の声)
助産師さんが「赤ちゃん上手に回転できなくて、自分で出てこれないみたいです。疲れちゃって心拍も下がってるので、吸引して手伝った方がいいと思います」旨の説明をしてくれる。
助産師さんや看護師さんが足を固定したりして、出産の準備に取り掛かるが、その間も、椅子が動く!体硬いからこの体勢キツイ…え?これ本当に産むの?と冷静な自分がいる。
産前に、痛いって言うと余計痛くなるって記事を読んで、できる限り痛いと言わないようにしようと思って挑んできたのに、我慢できない痛みで大声で叫ぶ。
ここの痛みが一番のピークで、衝撃映像のためか立会いの旦那は一旦外に出されていた。
助産師さんから指示が飛ぶが、どうしても声が漏れてしまって、隣にいた看護師さんにあーあ勿体無い。と言われる。
3回程度いきんだところで旦那が呼ばれて隣に来る、最後だよ!と言われ全力でいきむ
え…もう体力ゼロです…むしろマイナス…
くっそー!おりゃー(必死)
11時45分 息子誕生
産まれた感動よりも、体力の限界でやっと終わった…って感想。
感動で泣く…!とかはなく、息子の泣き声を聞いてほっとしたら、眠気がどっとくる。
旦那の方をチラッと見てみたら、涙は流してなかったが目が潤んでいて、出産って感動するんだなーって不思議な気持ちになった(完全に他人事)
あぁ。よかった。よかったー。
疲れた。眠いー。
まとめ
私の場合、最初から陣痛の感覚が短く、痛さと寝てないせいで体力が無くなった状態でお産に挑んだので、進みが悪くなってしまったのかなーと思います。
寝れないのは仕方ないとして、陣痛の合間にウィダー等何か食べ物を摂取したりして、少しでも回復しながら挑んだ方がよかったと反省。
やっぱり出産はマニュアル通りではなかったし、事前に読んだ他の方の出産レポートと全く同じ!ってこともなく、まさかまさかの展開で、帝王切開は覚悟して調べていたけれど、吸引分娩になるなんて思いもませんでした。
産前一番気になっていた痛みですが、私の場合いきみたい感覚がなかったので(回旋異常だから?)よく言う鼻からスイカは全くなく、内側からお腹がぎゅーんと痛い感じ(語彙力)でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。