栄養指導に行ったら鉄分不足を指摘され、鉄分について調べた記事です。
今から離乳食を始める予定や、始めたばかりの方には是非知ってほしい鉄分の話し。
離乳食が始まるとなかなか食べてくれなかったり、作り慣れてなくて戸惑ったりすることも多かったのですが、離乳食は食べる練習だから栄養は気にしなくて大丈夫って思っていました。
でも実際は少し違かったんです。
私は指摘されるまで気づかず、少し後悔しているので、たくさんの人に知ってもらえたらいいと思い記事にしました。
鉄分不足を指摘された経緯
定期検診に病院に行った際、先生に「離乳食始めたし、無料だから栄養指導受けてみなよー」と言われ、軽い気持ちで栄養指導を予約しました。
当日、栄養士さんに何か悩んでる事ありますかー?と聞かれ、「タンパク質(お肉魚)が食べるのが苦手で…(みんな苦手って聞くし、野菜とかは食べれてるしむしろ褒められるのでは?心の声)」位楽観的に考えていました。
栄養士さんからのコメントは
(1週間の離乳食メニューを見ながら)うーん…鉄分を少し気にしましょう!
なぜ鉄分?
栄養指導に行ったのは生後8ヶ月頃で、離乳食で言うと中期です。
鉄分が不足するとどうなるの
鉄分が不足した状態を「鉄欠乏性貧血」といい、この状態が続くと脳や中枢神経の発達に影響があり、認知能力、運動発達、社会性や情緒発達、学習能力の低下等がおこるとの事。
いつから不足するの
赤ちゃんは生まれてからしばらくはお母さんのお腹から貰ってきた「貯蔵鉄」があります。
この貯蔵鉄なのですが、最近までは、9ヶ月頃に底をつきるので、9ヶ月(離乳食後期)からは鉄分に気をつけましょう。となっていました。
2019年度に「授乳・離乳の支援ガイド」が改訂され、下記のように追記されました。(下記引用)
母乳育児の場合、生後6か月の時点で、ヘモグロビン濃度が低く、鉄欠乏を生じやすいとの報告がある。また、ビタミン D 欠乏の指摘もあることから、母乳育児を行っている母親の食事については、鉄やビタミン D の供給源となる食品を積極的に摂取するとともに、適切な時期に離乳を開始し、進行を踏まえてそれらの食品を意識的に取り入れることが重要である。
改訂前は生後9ヶ月だったのが、生後6ヶ月に改訂されたんです。
まとめ
鉄分不足全く考えてませんでした。
2019年改訂と言う事ですが、生後6ヶ月の時に参加した地域の離乳食教室で言われたのか記憶にありません。
私の場合、離乳食を始めて少し経った頃は、10倍粥を7倍にしたら一口しか食べてくれない…タンパク質ってどうやって進めていくの?など、毎日食べさせる事で精一杯で、栄養状態まで気が回りませんでした。
調べてみると、3ヶ月以上鉄欠乏性貧血の状態が続くと、精神的、身体的に発達の遅れがみられるなどあるのですが、生後9ヶ月が6ヶ月に改訂されたら我家の場合既に3ヶ月経過してしまっています。
2018年までは9ヶ月の記載だったので、その頃に育った子供達が健康状態が悪化しているなどないですし、すぐに何かが起こる!などは心配してないのですが、出来れば生後6ヶ月までに知っていたかった情報だと思いました。
これから離乳食始める方や、現在中期でまだ改訂のことをご存知ない方の参考になりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございます。