暑い日の外出は子供の熱中症が心配になりますよね。
気温が30度の日でも、直射日光が当たっているアスファルトは50度近くなるそうです。
暑い時間の外遊びは避けたいのですが、外遊びが好きだとなかなか難しいところ。
熱中症になるリスクを少しでも下げてあげたい!と保冷リュックを作ってみました。
完成した保冷リュック
今回作った保冷リュックです。
- 蓋付き(別布)
- 保冷剤を入れる部分はポケット
- 周りを袋縫しているので縫い代がどこからも見えない
あそび心で完成した保冷リュックに尻尾と足を付けてみました。
ミシンがあればより簡単に作れますが、直線縫いしかしないので手縫いでも作れます。
横16cm縦12cm
ジュレが入る大きさです。
保冷剤リュックの作り方
材料
- 生地(白)19cm×54cm
- 生地(青)19cm×8cm
- 持ち手テープ(幅2.5cm) 18cm
- 肩紐用布 40cm×6cmチ 2セット
- ゴム紐(幅1〜1.5cm) 28cm 2本
- プラスナップ
- 飾り用布
今回私はガーゼ生地で作ったのですが、布はお好みの布で大丈夫です。
ゴム紐は幅1センチから1.5センチのものがいいです。
肩紐の長さが心配な場合、ゴム紐を直接お子さんにあてて測ると安心です。
長くする場合は肩紐用布も長くしてください(ゴムを伸ばしてみて、伸び切った時の長さ)
持ち手テープは布を折って代用することも可。
作り方
肩紐を作る
肩紐用の布を中表(生地の表と表を内側に合わせる)で半分に折る
端から5ミリを直線縫い
さらに端から1センチを直線縫い
裏返す
細いのでちょっと大変ですが、ピンセットを使ったり引っ張ったりしながら頑張ってください。
ゴムを通す
ゴム通しがない場合はヘアピンを使って通すこともできます。
ゴムより布の方が長くなっているので、ゴムを引っ張るときには端が布の中に入らないように気をくけてください。
ゴムが5ミリ程度出ている状態で両端を縫う(ゴム紐が抜けない様に固定)
本体の作り方
蓋生地(青)と本体生地(白)を中表に重ねる
端から1センチを直線縫い
開いて、縫い代を下に倒して抑えミシンをする(縫い代が浮き上がらないように縫う)
肩紐をつける
肩紐を端から4センチの位置に固定する
テープを置いて、上下を直線縫いする
折り畳んで縫う
生地を折り畳む
表を上にして、点線は山折、直線は谷折りで折り畳む
折り畳んでみてイメージと違かったら、端をカットすることで縦幅の大きさを調整できます。
下から1センチの部分に肩紐を固定する
折り畳んだ状態で端から5ミリで周りを縫う(返し口を6センチ程度開けておく)
裏返して形を整える
同じ様に端から1センチで周りを縫う(返し口部分は縫わない)
裏返して返し口をコの字とじ縫いする
本体が完成です!
このままで使用できるのですが、飾りつけをしたい方は次にどうぞ
飾りつけ
本体に付けたい大きさで型紙を切る
今回の場合は横が5.5センチ、縦の1番長い部分が7センチ程度
四つ折りした布に型紙を乗せて周りを1センチ大きめに切る
中表に合わせて端から1センチで周りを縫う(返し口を開けておく)
裏返して、綿や端切れを入れて、返し口をコの字とじ縫いする
足と同じように型紙を作り、布を切る(尻尾は1つなので2つ折りした布)
周りを縫って、裏返す
プラスナップを返し口から入れて付ける
綿(または端切れ)を入れて、返し口をコの字とじ縫いする
本体にコの時とじ縫いの要領で縫い付ける
プラスナップを蓋部分につける
プラスナップが余ったらこんなものも作れます
実際に背負ってみた
パジャマの写真で失礼
重さも気にならないようで、気にせず背負ってくれました。
保冷剤はお店で買い物した時についてくるものを使用していて、ガーゼを巻いたものをリュックに入れています。
実際に使用する前に保冷剤を入れてみて、冷え方のチェックを必ずしてください。
まとめ
暑さ対策で保冷剤リュックを作ってみました。
ミシンで縫えばあっという間に完成すると思います。
我が家では日中のミシンの使用が難しい年頃になってしまい、作業できる時間が寝かしつけ後の深夜に。
賃貸だと深夜はミシン使えないんですよね…チクチク手縫いをしたので1晩かかりました。
が、お出かけの時に大活躍!
暑い夏の熱中症対策に是非作ってみてください。