トッポンチーノの作り方をまとめました。
トッポンチーノとは、イタリアのマリア・モンテッソーリが考案した楕円形のクッションです。
妊娠してから初めて知ったアイテムですが、産後使ってみて凄くよかったんです。
1人目の子供を妊娠中だった私。
産む前からせっせと便利アイテムの情報収集をしていたところ、目についたのがトッポンチーノでした。
お母さんの匂いが付いているので、赤ちゃんが安心してよく眠るアイテムと評判でした。
購入することもできるのですが、手作りすることもできるようなので、産前に作ってみました。
準備するもの
●本体の袋用生地
中の生地なのでどんな生地でもいいと思うのですが、せっかくなのでオーガニックコットンのダブルガーゼを準備しました。
●カバー用生地
これは直接赤ちゃんに触れ、見える部分の生地です。
オーガニックコットンのダブルガーゼがいいとは思うのですが、オーガニックコットンの生地はシンプルなものが多いので普通のガーゼ生地を購入しました。
●中に入れる綿
オーガニック綿という綿がオススメですが、オーガニックだと綿カスが入っていたり、お値段が少しします。
メキシコ綿で作成する方が多いようですが、シート綿でしたらなんでも作成できます。
私はこれを購入しました。カスもそんなに気にならなかったです。
早速、本体から作ってみます
型紙を作る
楕円形の形なので、型がなくても作れそうですが、カバーも作成する関係で(同じ大きさのものを作るため)型紙を作るのがオススメです。
平均サイズは65センチ×40センチらしいのですが、私は実家で使用予定のベビーベッドに入る大きさにしたかったので、65センチ×35センチの少し細長にしました。
家にある適当な紙(恥ずかしながら新聞紙)を65センチ×35センチの四角形にして、角をバランスを見て丸く切る。
- 真ん中で折る
- 角をハサミで切る
と左右対称になっていい形になります
生地を切る
型紙を生地に乗せて、チャコペン(なかったので鉛筆で代用)で線を引いていきます。
引いた線の1センチ外側をハサミでカット(縫い代分)
同じようにもう1枚切ります。
生地を縫う
切った生地を表面が内側にくるように合わせます。
無地の生地だと、どちらが表でどちらが裏だか分からなくなりませんか?
初心者からのアドバイスとすれば(説得力ないやつ)自分で見て触って、結果表と裏がわからないのだから、どちらでも問題ないと思われます。
直線の部分を20センチほど残して一周縫います(画像の青い部分は縫わない)
綿を切る
綿を広げて切ります。
200グラム〜300グラムくらい入れます。
フカフカに作ってあげたいのでパンパンに入れたい気持ちになりますが、赤ちゃんはフカフカすぎると窒息の恐れがあるので、入れすぎ厳禁です
綿はカスが出るので、掃除のしやすい場所でカス対策してから広げるといいです。
広げて、適当に折り曲げて、型紙を乗せて、切る!
綿を縫い留める
完成して使用しているうちに中の綿がずれてしまうので、防ぐために縫い止めます。
綿の縫い止めなんてしたことがなく、調べてみたのですがよく分かりませんでした。
玉留めにして綿に刺す→反対側からもう一度刺す(玉留めした側に戻ってくる)→もう一度刺す(始めに玉留めした側の反対側)→玉留めする感じで適当に留めましたが、問題なさそうです。
本体生地に綿を入れる
少し入れづらいのですが、縫っておいた本体生地に綿を入れます。
私は縫っておいた本体生地(縫った状態のままで裏返してないもの)の上に綿を乗せて、事前に縫ってなかった直線部分から生地をひっくり返して綿を入れました。
綿シートを切った時に、角を丸くするのに出た端っこをついでに入れました。
【産後使用しての感想】
余った角は入れないでください。
縫い留めしてる時点でお分かりかと思いますが、使用してると綿がズレます。
どこにも縫い留めしていない角部分は端に寄ったりしてしまい、その部分だけが膨らんでしまい使いづらいです。
口を閉じる
綿を入れた本体の縫っていなかった部分を縫います。
使用する時はカバーを付けて使用するため、普段使ってる分には見えない部分なので、直線縫いで縫ってしまいました。
縫い留める
中の綿とカバーがずれないように、縫い留めします。
お疲れ様でした!
まとめ
長くなってしまったので、本体編とカバー編にわけたいと思います。
カバー編の記事はこちら
産前腰が痛くて長時間同じ姿勢が辛かったので、私は2日にわけて作業しましたが、ミシンを使って作業し、やる気のある方ならば1日で作れるかと思います。
産前時間のある方!(産前といわす産後でも)本当にオススメなので是非作ってみてください。
最後まで読んできただきありがとうございました。